フォニックスって何?読み書きはいつから?
「フォニックスって、よく聞くけれど何のこと?」
「英会話を習っているなら、読み書きも早く始めた方がいい?」
「小学生になったけれど、まだ英単語が読めなくて大丈夫?」
お子さまが英語を習い始めると、保護者さまからこんなご質問をいただくことがあります。
英語には、「聞く・話す・読む・書く」の4つの力があります。もちろん、どれも大切です。でも、すべてを同じタイミング、同じスピードで身につけなければいけないわけではないと、私たちは考えています。
HAPPY BEARでは20年以上、たくさんのお子さまたちの英語学習を見てきました。その中で大切にしているのは、
「早くできるようになること」よりも、「お子さん各々のレベルで、無理なく次の一歩へ進めること」。
今回は、よく耳にする「フォニックス」とは何なのか、そして子どもの英語の読み書きをどのように考えればいいのかについて、お話ししたいと思います。
そもそも「フォニックス」って何?
英語には、文字と音の間に一定のルールがあります。フォニックスは、その文字と音の関係を学び、英語を読む力につなげていく学習方法です。
一言で言うと、音(その文字の発音)を学びます。
例えば、アルファベットの名前を「エー、ビー、シー」と覚えるだけではなく、それぞれの文字が単語の中でどのような音になるのかを知っていきます。
その関係が少しずつ分かってくると、初めて見る英単語でも、
「この文字はこの音だから……」
と、自分で音をつなげて読もうとする力につながっていきます。
単語を一つずつ丸暗記するのではなく、自分で英語を読んでみるための手がかりになる。それがフォニックスの大きな役割です。
では、フォニックスは何歳から始めればいい?
ここは、保護者さまが気になるところだと思います。でも私たちは、
「○歳になったら全員フォニックスを始める」
と年齢だけで決める必要はないと考えていますが、私たちはまずはフォニックスをさらに2つにわけて、まずはアルファベットとその音をしっかりと定着させていきます。ここは未就園児さんから導入をしています。
幼児期にはまず、
英語をたくさん聞く。
先生の言葉を真似してみる。
歌やゲームの中で英語の音を楽しむ。(ここがフォニックスです)
そんな経験をたくさん積んでほしいと思っています。
そして、文字に興味を持ち始めたり、英語の音に十分触れてきたりしたところで、二つにわけていたもう一方、少しずつ「音」と「文字」をつなげていく。みんなにとって無理のないタイミングで読みへつなげることが大切です。
「書ける」ことを急ぎすぎなくても大丈夫
読み書きというと、どうしても
「単語を書けるようにしなくちゃ」
「スペルを覚えなくちゃ」
と思ってしまいがちです。もちろん、成長とともに書く力も必要になります。
でも、特に小さなお子さまの場合、まだ十分に英語の音に親しんでいない段階で「書くこと」ばかりが増えてしまうと、
英語=たくさん書く勉強
になってしまうことがあります。
HAPPY BEARがまず大切にしたいのは、
「先生が言っていることが分かった!」
「英語で言えた!」
「この単語、読めた!」
という経験です。その「できた!」を積み重ねながら、読むこと、そして書くことへ少しずつ広げていきます。
「聞く・話す」と「読む・書く」は別々ではありません
英会話と読み書きは、まったく別のものではありません。たくさん聞いたことのある言葉だからこそ、文字を見たときに、
「あ、この言葉知ってる!」
と音と文字がつながることがあります。逆に、文字と音の関係が分かってくることで、自分で読める英語が増えていきます。
聞く・話す・読む・書く。この4つが少しずつつながっていくことで、英語の力は広がっていきます。
お子さまのそのような成長を見てきたからこそ、HAPPY BEARでは、「会話だけ」「読み書きだけ」と切り離すのではなく、個々の成長や英語経験を見ながら、バランスよく身につけていくことを大切にしています。
周りと比べなくても大丈夫
「あの子はもう英単語が読めている」
「同じ学年なのに、うちの子はまだ書けない」
そのように心配になることもあるかもしれません。でも、英語との出会い方も、それまでの経験も違います。早く読めるようになることだけが、英語の成長ではありません。
昨日まで分からなかった音が聞き取れた。
初めて自分で一つの単語を読めた。
書くことを嫌がっていた子が、一文字書いてみようと思えた。
私たちは、そんなお一人おひとりの小さな成長を大切にしたいと思っています。そして「できた!」という経験が、
「もう一つ読んでみたい」
「もっと英語を知りたい」
という次の学びにつながっていくと考えています。
読み書きも、「英語が好き」の先に
英語を読めること、書けることは、これから英語を学んでいくうえで大切な力です。だからこそ、焦って「できるようにする」のではなく、英語を好きな気持ちを持ち続けてもらいながら育てていきたいと考えています。
聞いて分かった。
話したら伝わった。
文字を見たら読めた。
自分で書けた。
その一つひとつが、お子さまの自信になっていきます。
HAPPY BEARが目指しているのは、英語の問題が解けることだけではありません。英語を使って人と話したり、自分の知らなかった世界に出会ったり、
「英語が分かると、世界ってもっと広いんだ!」
と感じてもらうことです。
英語はゴールではありません。世界を広げる第一歩。読み書きも、その世界を広げるための大切な力のひとつだと考えています。
読み書きのご相談も、体験レッスンで
「うちの子は、今どのくらいのレベルなんだろう?」
「読み書きは、どのくらいできればいい?」
「初めて英語を習うけれど大丈夫?」
そんな疑問があれば、体験レッスンの際にも遠慮なくご相談ください。
HAPPY BEARでは、南草津・瀬田・膳所で、お子さまの年齢や英語経験に合わせたレッスンを行っています。まずは実際のレッスンを体験いただき、お子さまが英語に触れている様子を感じていただけたらと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
― HAPPY BEAR代表 Kaori

